Tuesday, March 16, 2010

短期ボランティア カナレポート003

ウガンダの図書館はほとんどが会員制で、年会費を資金に運営しているそうです。
そのため年会費を払えない人たちはもちろん、学費さえ払えない人たちには手の届かない場所。
図書館といっても、日本の図書館とは違い、マケレレ大学の図書館を例に挙げると、盗難防止のためガードが固く、ライブラリアンに本をとりにいってもらわなければいけなかったり、本を持ち出せないなど、とてもめんどくさいシステムだと聞きました。
ここのPRAfricaの運営する図書館は、本の持ち出しは不可能ですが、誰でも入館することができ、自由に歩き回って自分の手でお気に入りの本を探すことができます。
絵本なんか見ることもできなかった子供たちも、中には学校に通えない子もここに来て本を読んだり、お絵かきをしに来たりします。
大学生や職員さん、おじいちゃんまで、様々な年代の方にご利用頂いています。
静かで風通しが良くて、明るい場所なので、もっと本が増えたり、勉強しにくる人のための部屋ができたり、キッズルームができるともっと色んな人に使ってもらえるだろうなーと思います。
日本では図書館のことなんか考えたことがなかったけれど、図書館って素敵な場所だなと思うようになりました。
教育を受ける機会がない人たちのもとにももっと本が行き届くようになればいいな。


カナ

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